2019−07−07 最後の寄港地 ウィティア🇺🇸アラスカ
【旅動画】世界一周の旅 GoProで20カ国31寄港地を紹介 SUN PRINCESS WORLD CRUISE カレッジ氷河とウィッティア (アラスカ 🇺🇸)31
7月7日(日)
横浜港を出港し、アジア、ヨーロッパ、アメリカと沢山の港に寄港し、様々な街で沢山のものを見たり経験したりしてまいりましたが、いよいよここが最後の寄港地となりました〜❗️
つまり90日目で31番目の寄港地となります。始まる前は長いな〜と思っていた98日間の世界一周クルーズも残すところあとわずかとなってしまいました。
なのですが、最後の街アラスカ州ウィッティア はなんの予定も立ててなかったのです・・・😓
ネットで調べてみてもあまり載っておらず、寄港地案内では氷河クルーズがあるらしいということがわかったので降りてみて氷河クルーズがあったら行ってみようか・・・くらいの予定でいたのですが、その辺は後でお話ししますね!
まずは船を降りる前に早朝立ち寄ったカレッジフィヨルドについてご紹介します。
およそ100万年前の氷河期にチュガッチ山脈を覆っていた氷は、今も氷河となってプリンスウィリアム湾に流れ込んでいるとのこと。
その西側の奥まったところにあるのが朝早くに行った「カレッジ・フィヨルド」です。
ここが何故「カレッジ・フィヨルド」と呼ばれているかというとここにある16もの氷河の殆どにアラスカ探検を行った探検家たちの出身大学(カレッジ)の名前をつけたからだそうです。
朝6時頃からフィヨルドに入り10時過ぎくらいまでの4時間の氷河クルーズでした。
これはカレッジフィヨルドの地図
流氷の流れる湾を進みたどり着いたハーバードグレイシャー(氷河)
朝早く朝日で影になっていましたが、結構大きな崩落も見ることが出来ました💕
帰り道では朝日を浴びた氷河が凪いだ海に移り幻想的な風景に・・・
これは、スミス氷河
ブライン・マウォ氷河
バッサー氷河
エール氷河は残念ながら逆光で、反対側だったので気づいたら遠くに・・・😓
右側の方がエール氷河、左はハーバード氷河
そしてなんといってもここでの感動は、数え切れないくらいのラッコが観れたことです💕
写真に撮ると豆粒にしか見えませんが線になっているところはみんなラッコです!
頑張って拡大してもこんな感じですが・・・
双眼鏡では可愛い様子がたくさん見れて、探さなくても双眼鏡の画面に次々に映り込んでくる状態で、まさにラッコ天国💕
野生のラッコは広い海をのんびりプカプカ浮かびながら、くるくる回ったり、潜ったり。
中には子供を抱っこしているお母さん?や5〜6匹くらいで一緒にいるラッコたちもいて勝手に家族だ〜と微笑ましく思って観てました❣️
また、流氷に乗ったアザラシの姿も👀
これも拡大してこれが限界ですが、双眼鏡では愛らしい仕草を堪能させていただきました💕
旅行前に買った高性能な双眼鏡(ボタン1つで手ブレがなくなる)が多いに活躍しました❗️
スエズ運河以来の大活躍です(笑)
そしていよいよ最後の寄港地ウィッティア へ
今までの寄港地ではあらかじめ現地のツアーを予約したり、JTBのツアーを予約したりしていたのですが、かえって予約せず船を降りてから現地で待ち構えているツアー会社のツアーに参加されている方の方が内容が良かったり、安かったり・・・というのを見てきた私達は、今回は降りたところにあるクルーズの会社に行ってみようと思いあえてツアーの申し込みなどせずに降りたのですが・・・
これが大失敗❗️降りたところのツアーは、本日JTBツアーが全て貸切っていたらしく参加できず・・・
他にはないのか聞いたり、押しの強いグループが交渉しているのを聞いていたりするうちに上着などを着てきた私達は、50年ぶりの暑さだというウィッティア のあまりの暑さに服を着替えに戻ってから出直そうということになり、一度船に戻り半袖半ズボンに日傘!といういでたちになり仕方なくハイキングに・・・
ウィッティア は本当に小さな町で、港付近に数件のお店やレストランがあるのみで後は住民の8割が暮らす「ベギーチ・タワー」があるだけです。街のメインストリートには雑貨屋さんとそこに併設された博物館?(開拓時代や軍の施設があった時代の写真などがある)がありましたが、冬場は雪に閉ざされマイナス50度の世界なので「ペギーチ・タワー」の中だけで全てが完結できるようになっているようです。
ペギーチ・タワー
マリーナ付近の様子
船のホワイトボードで紹介されていたハイキングコースは3つ。
滝に向かう緩やかな傾斜の3キロコース、19キロもある傾斜のきつい本格派コース、川沿いの散歩コースの3つです。
私達は滝を見に行こうと歩き出したのですが、途中で既に行ってきた(あまりの山道と虫に途中で引き返して来た人達)という方々に出会い直ぐにやめ、近くに見える滝の方に行ってみることに・・・行ってみると滝までは行けそうになかったですが、川沿いの涼しい風が気持ちよく、氷河から流れ出た水は少し入っただけで痺れるほどの冷たさで、一気に汗が引きました〜
川沿いの散歩を終えてしまった私達は、レストランで美味しいものでも食べて🍻して過ごそうかということになり、またマリーナの方へ・・・
そこであきらめ切れなかった主人は、ダメ元で午前中に断られた小さな氷河クルーズのお店に再度氷河クルーズはないかと聞いてみると、午前中には「無い」と言っていた女性が満面の笑みで「空いてますよ〜」とのこと❣️
看板を見ると5時半と6時半のツアーが増えてました〜!もちろん大喜びで参加させてもらうことに😄
ツアー開始まで約1時間半、ゆっくり食事も出来ました🍻
ランチのお店では、JTBの皆さんと一緒になり大丈夫とは思いつつ遅れたらアンカレッジから飛行機で帰ると言ったら、お部屋の荷物の梱包や下ろすのにすごくお金がかかるし、アンカレッジまでの足の確保もできないから頑張って帰って来て下さい!と笑顔で怖いことを・・・
帰船出来ないと荷物は横浜を通りすぎ、最終寄港地の神戸まで行ってしまうそうです。
荷物も段ボール1つにつき2万何某かの料金が発生するとか・・・そしてここにはタクシーがないので、アンカレッジまでは地元の人にお願いして個人で雇うとかしないと行けない(トンネルは車でしか通れない😓)とのこと。
お茶をしながら、ポケトークに絶対9時までに船に帰りたいと吹き込み(英語の発音が悪く通じてないと困るので)さあ、氷河クルーズへ
このクルーズは、10人の乗客と運転する男性とショップにいた女性の12人が乗って出発しました〜
船の中ではビール🍺やジュース🍹お水も飲み放題⁈のようでにこやかな女性(どうやらご夫婦か恋人)がクーラーボックスから出して勧めてくれました。
小型船はもの凄い勢いで湾内を出て一路「ブラックストーン氷河」へ
途中、寄ってくれた入江と無人島ではアラスカの自然を体感❣️
入江にはキング・サーモンの群れが・・・👀
さあいよいよブラックストーン・グレイシャーへ
船長さんはとても操縦が上手で、かなりなスピードでピタリと氷河の近くへつけてくれました。
ここの氷河は真っ白(ブルーがかっていますが・・・)で土砂の混じったところもなく、午後の太陽を浴びてキラキラ光ってました〜
船長さんが流氷を拾ってくれて記念撮影📸
アラブ系の方達も大はしゃぎ
帰りには崩落もビデオに収めることが出来、大満足💕
ブラックストーンは2つに分かれており、どちらも青く透き通る氷の美しさが、青空に映え最高でした!
アラスカの氷河がこんなに青く見える事は少ないそうです。(過去4回来ているというJTBさんの話)
水飛沫をあげて疾走するボートは、爽快でした💕
帰りには滝に近づき、触ることが出来ました〜本当に操縦がお上手です😄
港では、ご夫婦のお子さん?がお出迎え⁈
とにかく無事に時間前8時半の予定が15分前には帰って来ることが出来ました😄
お土産に流氷も貰い、このツアーで一緒になった古武道の先生と船に帰ってウイスキーを氷河の氷でいただくという贅沢をさせていただきました🥃
お散歩だけで終ると思っていたら、少人数のツアーでこんなに貴重な経験が出来て本当に良かったです❣️
旅の終わりを飾る最高の思い出になりました💕