2019−05−26 モネの作品とノルマンディー🇫🇷


【旅動画】世界一周の旅 GoProで20カ国31寄港地をで紹介 SUN PRINCESS WORLD CRUISE ル・アーブル&ルーアン(フランス🇫🇷)16

5月26日(日)

フランス🇫🇷ノルマンディ地方の海の玄関口である ル・アーブルに寄港しました。

この港は、印象派の名前の由来ともなったクロード・モネの「印象 日の出」のモデルとなった港ということで、モネ好きな私は大変ワクワクしていました💕

ですが・・・実際は第2時世界大戦の爆撃で焼け野原となり20世紀の建築家ペレという人がコンクリートで再建した街として世界遺産に登録されているとのことで、題名をつけるとしたら・・・「印象 巨大公団」って感じの殺風景な味気ない町でした😅

寄港地案内でコンクリートの町であることは聞いていたのでもっとノルマンディらしい雰囲気を持つ街を見たいと思いオンフルール、エトルタ、ジベルニーなどモネや印象派所縁の地を考えていたのですが、どこも遠かったり近くてもタクシーでしかいけなかったり・・・その中で比較的行きやすいという理由でルーアンに行くことにしました❗️

ヨーロッパの鉄道って感じのル・アーブル駅からルーアンまでは鉄道で50分ちょいで着きました。

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ルーアンで私たちを迎えてくれたのは、イギリス🇬🇧とフランス🇫🇷の間で行われた「百年戦争」で捕虜として火刑に処された「ジャンヌ・ダルク」の幽閉されていたとされる「ジャンヌ・ダルクの塔」です。
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ルーアンは、この地で宗教裁判にかけられ異端者として有罪となり火刑に処せられたジャンヌ・ダルクの街としても有名で多くの観光客の訪れる街です。

こちらは「ジャンヌ・ダルク教会」です。

残念ながら朝早かったせいで中には入れませんでしたが、教会の入口横にあるジャンヌ・ダルクの像は花で飾られていて、周りには朝市が立ち賑わい始めておりました。

ジャンヌ・ダルク博物館はプロジェクトマッピングを使ったステキな物語になっていましたが、残念ながら時間のない私達は途中で出てしまいましたが、最後まで観ると1時間ほどかかるようです。

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ハート形のチーズは戦争に向かう恋人に女性が贈ったところから伝わっているとのことで、2種類買ってみました💕
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街並みは今まで寄港してきた石造りの建物が多い場所とは異なり、木造の建築物もありカラフルで綺麗な街並みでした。

朝一でも市内の大時計の近くの花屋さんでも色とりどりの花が売られ街に彩りを添えてました。

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また、今回の目的でもあるモネの連作「ルーアン大聖堂」の描かれたモネの滞在していた部屋は現在観光案内所になっている建物の2階で、残念ながら改修中で2階には行けませんでしたが、同じ角度?から見上げた大聖堂は圧巻でした❣️

時間がなくて駆け足で回ったルーアン美術館で30作あまりの連作の1枚を見ることができ、目的は一応達成😆

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これが↑ルーアン美術館所蔵

1894年に描かれた「ルーアン大聖堂 扉口とアルバーヌ塔・悪天候」です。

今日も雨のそぼ降る悪天候・・・😅

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お昼過ぎにはル・アーブルに戻り先ずは「アンドレ・マルロー近代美術館」に!

駅から歩くこと30分くらい・・・途中と〜てもいい感じのシーフードレストランを発見し帰りにここで乾杯しようと疲れた足に鞭打って美術館へ・・・印象派の絵がお目当だったのですが、あら?よくある暗い洋画がいっぱい最後の方にやっとお目当のモネ発見💕

さあ、飲むぞ〜と思いきやせっかくだから教会も見ようということになりまたトボトボ・・・コンクリートを30トン使って作ったという「オーギュスト・ペレの最高傑作」と言われる聖ヨセフ教会。外観は団地の中に立った新興宗教の塔?みたいな感じですが中に入ると「ああ、教会なんだ〜」としみじみ感じる厳かで美しい空間でした。

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次に目指したのは大聖堂・・・ここは古いままの教会でなかなか趣があり、中では地元の人達が合唱の練習をしてました。

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さあ時間も良い頃合いだ!レストランのあった海沿いへ向かおうと歩いて行くとアートセンターの近くに、なんとモネの「印象・日の出」のモデルになったと言われる場所に遭遇❣️これは嬉しいサプライズ。

ですが、今は案内プレートがあるだけで昔の面影は一切無い公園のようになってました。ちょっと残念😅

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そして、もっと残念だったのは、目をつけていたレストランも他のレストランも全て終わってしまい美味しいシーフードどころか何も食べられず空腹のまま船へ・・・これも今に笑い話になるのかな(祝日で店は早仕舞いだったようです😭)